当社は融雪設備の予備設計(基本条件の設定、工法対比など)から詳細設計、施工及び保守管理まで、一連の業務を自社で完全に実施できる体制をとっています。
ブレードヒーターでの施工は、現場サイズに合わせたヒーターユニットを工場製作し、現地搬入、敷設するため、現場作業量が少なく、施工が容易で工程を短縮することができます。
また、アスファルト舗装時には、大型フィニッシャーまたは大型合材ダンプをヒーター線の直上に乗り上げて(※)舗設できるため、舗装速度は他のヒーター材を使用する場合に比べて速くなります。
(※)縦断勾配が緩勾配の場合に限ります。
あらかじめ、耐熱・耐圧型リードケーブルを融雪場所から
制御盤まで配線しておきます。
工場製作したヒーティングユニットを現地に搬入して、
瀝青安定処理路盤面上に敷き並べます。
自動釘打ち機にてヒーティングユニットを瀝青安定処理路盤面に固定します。
あらかじめ配線しておいた耐熱・耐圧型リードケーブルと
各ヒーティングユニットを特殊完全防水接続します。
ヒーター性能、ヒーター配線状況、ユニット固定状況を確認し、
ヒーター敷設が完了します。
大型アスファルトフィニッシャーによりヒーターの上層を舗設します。
舗設中は当社によりヒーター性能の確認作業を継続して実施します。
舗装完了後、再度ヒーター性能確認を行い、完成となります。
ヤスダエンジニアリング株式会社ソフテレック事業部のロードヒーティングは、
優れた耐久性と素材特性により、多くの重交通道路や橋梁の融雪設備として導入されています。