施工手順

当社は融雪設備の予備設計(基本条件の設定、工法対比など)から詳細設計、施工及び保守管理まで、一連の業務を自社で完全に実施できる体制をとっています。

一貫した業務体制

ブレードヒーターを用いたロードヒーティング施工手順

ブレードヒーターでの施工は、現場サイズに合わせたヒーターユニットを工場製作し、現地搬入、敷設するため、現場作業量が少なく、施工が容易で工程を短縮することができます。
また、アスファルト舗装時には、大型フィニッシャーまたは大型合材ダンプをヒーター線の直上に乗り上げて(※)舗設できるため、舗装速度は他のヒーター材を使用する場合に比べて速くなります。
(※)縦断勾配が緩勾配の場合に限ります。

ブレードヒーターを用いたロードヒーティング施工手順

Step 1
ヒーティングユニット搬入

リードケーブル配線

あらかじめ、耐熱・耐圧型リードケーブルを融雪場所から
制御盤まで配線しておきます。

Step 2
ヒーティングユニット敷設

ヒーティングユニット敷設

工場製作したヒーティングユニットを現地に搬入して、
瀝青安定処理路盤面上に敷き並べます。

Step 3
ヒーティングユニット固定

ヒーティングユニット固定

自動釘打ち機にてヒーティングユニットを瀝青安定処理路盤面に固定します。

Step 4
リードケーブル接続

リードケーブル接続

あらかじめ配線しておいた耐熱・耐圧型リードケーブルと
各ヒーティングユニットを特殊完全防水接続します。

Step 5
ヒーター敷設工事完了

ヒーター敷設工事完了

ヒーター性能、ヒーター配線状況、ユニット固定状況を確認し、
ヒーター敷設が完了します。

Step 6
アスファルト舗装(またはコンクリート舗装)

アスファルト舗装(またはコンクリート舗装)

大型アスファルトフィニッシャーによりヒーターの上層を舗設します。
舗設中は当社によりヒーター性能の確認作業を継続して実施します。

Step 7

完成

舗装完了後、再度ヒーター性能確認を行い、完成となります。

完成

ヤスダエンジニアリング株式会社ソフテレック事業部のロードヒーティングは、
優れた耐久性と素材特性により、多くの重交通道路や橋梁の融雪設備として導入されています。

ロードヒーティングをはじめとした融雪製品を取り扱っているヤスダエンジニアリング株式会社ソフテレック事業部では、予備設計から詳細設計、施工、保守管理まで、一連の業務をすべて自社で行っております。例えば、ロードヒーティングであれば、リードケーブルの配線からヒーティングユニットの設置、ヒーター敷設工事、アスファルト舗装中のヒーター性能確認まで行い、お客様にお引渡しいたします。